「翼はないけど飛んでみよう」

DSC_0075.jpg
芸人の又吉直樹の『火花』が芥川賞をとったと知ったとき、
興味本位ですぐに本を購入し読んでみた

単純に面白かった
感想はそれだけだった

ひょんなことから、
又吉直樹が「なぜ本を読むのか」について書いたエッセイ
『夜を乗り越える』を何もできない時の時間つぶしに読んだ

つぶしたい「暇」だったはずの時間が
こんなに目が覚めるような刺激的な時間になるなんて
これっぽっちも想像してなかった
内容はとてもおもしろかった
又吉直樹の人柄の良さがにじみ出ていたし
何よりも彼の文章力と知識が本物だったということが
よくわかった

「本は読むたびに違う発見がある」
なんて言葉はありきたりだった
けど、又吉直樹のエッセイを読んだあと
その言葉がまるで命を吹き込まれたように渦を巻き
勢いよく私の体に取り巻いた
もう一度読んでみたい本がたくさんある
「2回読むなんて時間がもったいない」
なんて考えが一瞬にして砕け散った

文の力ってすごい
又吉直樹の表現力ってすごい
なかでも好きだった表現がコレ

「自分に自信を持とう」という言葉は僕にとって、
「翼はないけど飛んでみよう」と同じくらい難易度の高い言葉です。
       (『夜を乗り越える』又吉直樹)

うまいなぁ





この記事へのコメント